慶應義塾志木高校 2021年出題傾向リサーチ
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慶應義塾志木高校 2021年出題傾向リサーチ

英語

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①物語文の読解(約990語):小問数17
2人の女の子が休暇で訪れた家での奇妙な体験を描いた物語文でした。文脈に合うように前置詞や英文を選ぶ問題は例年通りでした。文中の下線部に関する質問を3文以内の英語で答える問題や、正解となる選択肢の数が指定されていない内容一致問題は、例年と異なる形式でした。
②物語文の読解(約810語):小問数14
主人公の農夫が、美しい女性を見かけた一日についての物語文でした。文中の空所に入る動詞を選び、適切な形で補う問1の形式は頻出です。問3は、女性の行動に注目できたかどうかがポイントでした。問5の内容一致問題は選択肢が多く、時間配分に注意が必要でした。
③説明文の読解(約970語):小問数8
シベリア鉄道の歴史について述べた説明文でした。例年通り、1つの設問につき2つの内容を本文と照合する形式ですが、2021 年は選択肢が英文ではなく日本文になりました。問2は、下線部の英文の内容をまとめ、漢字4字で答えるものでした。
④適語選択:小問数10
近年の社会・国際情勢について述べた英文内に、適語を選択して補う問題でした。単語の知識だけではなく、時事問題に関する英語表現の知識があると解答しやすかったと思われます。
⑤適語選択:小問数8
英文の空所に当てはまる語句を選択する問題でした。高校入試では頻出の文法問題でした。
⑥並べかえ英作文:小問数5
与えられた語句を並べかえ、不足する1 語を補って英文を完成させる問題でした。Ⅴ同様に、ポイントとなる文法事項は高校入試で頻出の内容で、ともに素早く処理したい問題でした。

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数学

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①小問集合
(1) 式の値、(2) 場合の数の2問構成でした。両問とも手間がかかる問題ではありましたが、どちらも目新しいものではなく、慶應志木高の受験生であれば完答したい大問でした。
②文章題
鉛筆とボールペンの本数の比についての問題でした。入試における典型問題で、慶應志木高でも2006 年に出されています。解き方に悩むことなく対応したい大問でした。
③確率
さいころを使った確率の問題でした。目の出方が同様に確からしくないため、題意が掴めずに苦労した受験生も少なくなかったと思われます。
④二次関数
放物線とそれに交わる2直線の問題でした。典型問題であり、計算も複雑ではないため、ミスなく正解したいところです。
⑤証明
三角形の2辺の垂直二等分線の交点に関する証明問題でした。難度は高くないため短時間で記述したい大問でした。
⑥座標平面と円
座標平面上にある2円についての問題でした。慶應志木高の受験生であれば一度は解いたことがあると思いますが、特に(3) はその経験の有無で差がついたことでしょう。
⑦空間図形
立方体の切断についての問題でした。(2)(3) は複数回切断するため、落ち着いて対処するためにも、どれだけ時間をかけられたかがポイントでした。

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国語

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①夏目漱石『文鳥』
文鳥を例にして美しいものの死を描いた小説文からの出題でした。明治末期から大正時代にかけて活躍した作家の文章なので、その時代の文章表現に慣れていない受験生は読みにくさを感じたかもしれません。2019・2020 年と2題構成が続いていましたが、2021 年は1題のみになりました。しかし、設問が16 問ありその中でも複数の小問が出されていることから、各設問に丁寧かつ効率的に対応していくことが重要です。例年、多様なジャンルから出されている知識問題ですが、2021 年は漢字15 問と慣用表現8問という内容でした。ただし、これまでには文法や一般常識などの問題が出されたこともあるので、対策は必須です。範囲を限定せず、幅広い知識を身につけるようにするとよいでしょう。設問の中心は字数制限のない記述が中心で、13 問出されています。登場人物の動作や表情などから心情を読み取るだけでなく、作題者が文章の内容をどのように読み取ったかを考えて解答を作成しなければならないものもあり、書きづらさを感じた受験生も多かったと思われます。一方、脱文挿入問題や、用意された解説文に言葉を当てはめていくという形式の記号選択問題なども出されました。いずれも標準的な難度なので、こうした設問で点数を積み重ねていくことが大切です。特徴的な問題としては、絵を描いたり、登場人物の気持ちを読み取って文章を書いたりするものが挙げられます。絵を描く問題についてはほかの高校の入試問題では見られない傾向ではあるものの、慶應志木高では過去にも同様の設問が出されたことがあり、どのような問題が出されても対応できる総合的な力が要求されています。

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