【第2回】受験生お悩み相談室 ~すっきり解決Q&A~
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【第2回】受験生お悩み相談室 ~すっきり解決Q&A~

「受験生お悩み相談室」では、受験生の皆さんが抱えがちなお悩みに、SAPIX中学部の講師がお答えします。学習面、生活面での悩み事や疑問点をすっきり解消し、学習効果を高めましょう!

Q. どうすれば部活や学校行事と勉強をうまく両立できるでしょうか?

A. 学習効率を高めるために、「学習の型」を作ってみるのはいかがでしょうか。勉強すべき内容を列挙して、曜日や時間帯にはめ込んでいくイメージです。その際、少し余裕を持った予定を立て、イレギュラーな事態(部活の練習が長引いたなど)にも対応できるようにしておくことと、短時間でもよいから学習時間を毎日作ることが大切です。ある程度決まった型で毎日を過ごすことで、「この時間は勉強する」というリズムや集中力が生まれるため、限られた時間でも十分に学習できるようになります。

両立がうまくいかないと感じている生徒は、よく「勉強の時間がない」と言います。ですが、実際のところ「何となくテレビを見てしまった」「スマホを触っていたら1時間たってしまった」など、無駄にしている時間が多いことがほとんどです。無駄な時間を極力少なくすることが、両立のためには最も重要です。

また、部活や学校行事でSAPIXを休んだり遅刻したりしたら、すぐに(その週のうちに)欠席教材で学習して、疑問点を質問するように心掛けましょう。分からない内容をためないことも学習効率を高めるポイントです。

Q. スマートフォンやSNSの誘惑に勝つには、どうすれば良いでしょうか?

A. ついつい触りたくなってしまう気持ちに打ち勝つアイデアを二つご紹介します。一つ目は「勉強中はスマートフォンを手元に置かない」ことです。少し前の世代だとテレビゲームが勉強の敵だったのですが、スマートフォンほど厄介な相手ではありませんでした。その理由は「箱から出す→テレビとつなぐ→カセットを入れる」など、準備に手間がかかったからです。一方で、スマートフォンは手元に置きやすい上に、ロックを外すだけで使えてしまいます。そこで、少なくとも手元に置かないように(リビングに置く、親に預ける、箱にしまうなど)して、使うまでの手間を増やすと良いでしょう。

ただ、これは自分に負荷をかけて使わないようにする方法なので、逆のアイデアも一つ挙げてみます。すでにSNSを使っている人なら、Twitterなどに「今から2時間は勉強。終わったら遊ぶ」などの投稿をしてから勉強を始めるのはどうでしょうか。世界中の人に「勉強するぞ宣言」をして、意欲を上げて学習に取り組むと良いと思います。スマートフォンやSNSと上手に付き合っていきましょう。


Q. 「弱点補強ノート」を作っています。ノート作りのポイントを教えてください。

A. 弱点補強ノート作成のポイントは三つ。一つ目は「きれいに書き過ぎない」ことです。人に見せるノートではないので、自分が読める文字であれば十分です。きれいに書こうとすると時間がかかるだけでなく、ノートを作ったことに満足してしまうことになりかねません。覚える・身に付けるツールとして作るという大前提をしっかり意識しましょう。

二つ目は「問題(分からなかったこと)と答えを書く欄を分ける&詰め過ぎない」ことです。真ん中に線を引くなどしてこれらを分け、右側の答えの欄を隠せば、覚えることが明確になります。答えの欄には、間違えた時の気持ちや図などを入れて、視覚で覚えられるようにするのも効果的です。また、余白を残しておけば関連事項を後から書き足すこともできます。

三つ目は「常に持ち歩く」ことです。覚えるために重要なのは、繰り返すこと。隙間時間に見たり、思い出したときに追記したりできるように常に手元に置いておきましょう。ノートに触れる回数が増えれば愛着が湧いて、その気持ちが覚える原動力にもなります。

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※この記事は2021年10月1日に刊行されたSAPIX中学部の受験情報誌『スクエア』209号に掲載された記事のnote版です。

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