渋谷教育学園幕張高校 2021年出題傾向リサーチ
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渋谷教育学園幕張高校 2021年出題傾向リサーチ

英語

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①正誤問題:小問数6
英文中に下線が引かれた4ヵ所から、語法・文法上の誤りを含む部分を記号で選び、正しく直す問題です。2021 年は「誤りなし」の場合も含まれました。動詞の語法について理解を問うものが多くありました。
②並べかえ英作文(約280語):小問数5
長文中の空所に入る英文を、語句を並べかえて完成させる問題です。どの小問も、接続詞や関係詞を軸に考えることがポイントでした。
③英文記述:小問数2
対話文中の空所に入る英文を、日本語で書かれた日記の内容に沿って記述する問題です。英語と日本語両方の文章が与えられる形式はここ5年で初めてで、日本語から、英語にすべき部分を素早く正確に判断することが重要でした。
④説明文の読解(約485語):小問数10
樹木の年輪と気候変動、降水量の関係を述べた説明文です。指定された段落の主旨を選ぶ問4は、説明文の段落構造を理解し、各段落の要旨を把握する訓練を行っていれば、迷うことなく解答できます。
⑤エッセイの読解(約520語):小問数8
夫を亡くし、失意の中で暮らす主人公が、ある出来事をきっかけに心境が変化したことについてのエッセイです。問3②は、省略内容を補って考える難問でした。問4は、主人公の気持ちの変化を日本語で説明するもので、変化する前後の気持ちを表すキーワードを本文から拾って整理する必要がありました。
LISTENING COMPREHENSION:小問数8
Part1、Part2ともに、放送内容に関する英語の質問に対して選択肢から答える形式です。Part1は3年連続で放送回数が1回でした。

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数学

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①小問集合
(1) 平方根を含んだ二次方程式、(2) 数値の複雑な計算、(3) 二元二次不定方程式、(4)正四面体2つを貼り合わせた立体でした。(1)(2) は計算が煩雑なため、丁寧に処理をする必要がありました。(3) は渋谷幕張高の受験生であれば、一度は解いたことのある問題と思われるため、迷わず正解にたどり着けたことでしょう。
②確率
グー、チョキ、パーの書かれたカードを取り出す確率の問題でした。設定や条件が複雑なので、落ち着いて処理をする必要がありました。手早く正確に処理できた受験生は多くないものと思われます。
③円
三角形の外接円の問題でした。(1) は円内の等しい角度を見つけることで正解できます。(2) は実は典型問題なのですが、そこに気づくことができたかどうかが正誤の分かれ目となりました。
④二次関数
小問ごとに設定の変わる二次関数の問題でした。すべての小問で正確に文字式の計算を進めることが求められました。(2)(ii) は円の性質の活用に加え、(2)(i) で得た式を利用することが求められました。2つの条件を利用する難度は高く、最後まで解き進めることができた受験生は多くなかったと思われます。
⑤空間図形
円柱内に球を積み上げたときの高さについて考察する問題でした。類題を解いたことがあるかどうかで、受験生によって難度の感じ方が異なる問題であったと思われます。底面に接するように入れる球の状況の把握が重要でした。

数学

国語

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①山本雅男『近代文化の終焉』
人間の心身が文化的に拘束されることについて論じた文章からの出題でした。冒頭に示された一見無関係な例が主題へとつながっていくため、論理展開を丁寧に追っていく必要があります。記号選択2問はいずれも文脈理解に関するものでした。記述2問は文章全体の内容をきちんと把握したうえで、指示語や比喩表現を丁寧に換言説明していくことが求められます。漢字の書き取り4問のうち1問は文脈に即してどの漢字を当てるのかを考える必要があり、読解問題としての側面を有するものでした。
②永井龍男『そばやまで』
物書きとして生計を立てようとする主人公の姿を描いた文章からの出題でした。例年の傾向通り文章が長いため、読解には相応の時間がかかります。また、終戦後の日本が舞台となっているため見慣れない表現も多く、取り組みづらい大問だったと言えます。字数制限のない記述が2問出されましたが、いずれも難度が高く得点差がついたと考えられます。記号選択2問についても選択肢がまぎらわしく、難度は高めでした。知識分野では芥川賞作家について問われました。
③『沙石集』
4年連続で鎌倉時代の説話集からの出題でした。2020 年に比べて文章量・設問数ともに増加していますが、人物関係さえ正しく把握できれば、例年より取り組みやすい内容だったと言えましょう。注釈や設問自体をヒントにしながら読解していくという点は例年と同様で、2021 年は特に正確性が求められました。問7では文学史の知識が試されていますが、基本レベルの内容なので、ここでの失点は避けなければなりません。

国語

理科

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①遺伝(生物)
遺伝の法則についての問題でした。基礎的な知識を確認する問題と説明文の誘導に沿って計算を進める問題で構成されていました。一部細かな知識が求められましたが、2020 年の生物とテーマが似ていて全体としては取り組みやすかったと考えられます。取りこぼしは最小限に抑えたい大問です。
②化学変化(化学)
化学変化について、現在ではあまり使わない用語で説明された文章を解読し、物質の性質や化学式や化学反応式を答える問題でした。やや発展的な知識の習熟度やイオンの式と化学式とのつながりの理解度に応じて、大きな得点差がついたと考えられます。
③地質(地学)
堆積岩やプレートの移動に関して、基礎から標準レベルの知識問題と説明文から考察する計算問題で、難度は標準的でした。
④光(物理)
光の進み方をテーマに虹の見え方について考えていく問題でした。前半の内容は基礎的な典型問題です。後半は説明文を元に考察していく問題で、設問内容は平易なものの、図の複雑さから高度な分析力が求められ、差のつく大問であったと考えられます。

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社会

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①歴史総合
戦争記憶の継承とグローバル化に伴う感染症拡大の歴史に関する2つの文章をテーマとした歴史の総合問題でした。2020 年と比べ、取り組みやすい問題が多く、中学範囲を超えた知識もほとんど問われていませんでした。字数制限のある文章記述も7問から5問に減り、いずれも部分点を取りやすい問題でした。中学社会の学習を着実に進めていたかどうかで得点差がついた大問と言えます。
②公民総合
2020 年のニュースに関する会話文をもとにした公民の総合問題でした。レジ袋有料化や女性の年齢階級別労働力率の変化など時事的な内容が問われる一方、日本国憲法の規定や財政などを正誤形式で問うといった、地道な学習の成果が試されるものもありました。
③地理総合
製鉄の歴史に関する文章をテーマとした地理の総合問題でした。2019、2020 年と日本地理中心の出題が続きましたが、2021 年は世界地理が中心でした。英米の鉄鋼業についての選択問題は地形や都市に関する深い知識が試されました。ほとんどの受験生が初見と思われる写真・図・資料を用いた問題も例年通り出されましたが、いずれも与えられた写真・図・資料や文章を落ち着いて検討すれば、正答を導くことができるものでした。

社会


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