早稲田実業学校高等部 2019年出題傾向リサーチ
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早稲田実業学校高等部 2019年出題傾向リサーチ

英語

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A 語彙・語義定義:小問数5
定義と例文から単語を類推する問題です。定義を正確に捉え、例文の空所に合う形で答える必要があります。
B 正誤問題:小問数3
10 個の選択肢から誤りを含む文を3つ選ぶ形式でした。正誤問題は2年連続の出題です。
C 並べかえ英作文:小問数3
日本文に合うように単語を並べかえ、該当する箇所に入る語を答える頻出の問題です。1. では主語と動詞を見極められたかどうかがポイントです。
D 和文英訳:小問数2
対話文形式の英作文問題です。2019 年は②において、英文で使用する文法事項が指定されました。
E 説明文の読解( 約400 語):小問数8
「動物園の動物たちは幸せか」をテーマにした説明文でした。本文の内容理解に関する問題が多く、先入観を持たずに読み解くことが大切です。
F 説明文の読解( 約595 語):小問数11
頭痛が起こる仕組みについての説明文でした。本文中の専門用語の理解度を測るものや、段落のグループ分けをさせる新傾向の問題がありました。
G 物語文の読解( 約1295 語):小問数13
ある村の大きな鐘についての物語文でした。下線部の内容を日本語で説明する問2や、指示語に関する問3など、速読だけではなく精読も必要です。
H リスニング問題:小問数13
試験開始53 分後からの実施でした。Ⅰは応答文選択問題、ⅡとⅢは対話文に関する選択問題、Ⅳは英文の要約文完成で2018 年と同じ形式でした。

数学

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①小問集合
式の値、連立二次方程式、確率、最短距離の4問からなる小問集合でした。早実高の受験生にとっては標準レベルの設問だったので、ミスなく完答したいところです。
②小問集合
売買損益の文章題と資料の整理の小問2問で構成される大問でした。文章題は2019 年から導入された記述式でした。資料の整理とともに今までの傾向とは異なっていたため戸惑った受験生が多かったかと思われます。
③関数
放物線、直線、双曲線が交わる座標平面上にできる三角形に注目する問題でした。難度は標準で、これ以降の大問に比べると解きやすいため、確実に正解したい大問でした。
④平面図形
規則的に並べた直角三角形の辺の長さに関する問題でした。学校側が求める「数学的思考に当てはめ、数式にして解く力」が要求される大問で、(1) で気づいた規則性を利用して、(2) で立式し、それを解き進めていく計算力が必要でした。
⑤平面図形
長さを文字で表していく問題でした。(1) は典型問題であり、(2)①は切り分けた3つの直角三角形がどの位置に移動するかが理解できればそれほど難しくなかったと思われます。(2)②は近年全く出題されていなかった作図で難度も高いものだったため、正答できた受験生は多くはなかったと思われます。

国語

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①伊坂幸太郎『逆ソクラテス』
大人になった「僕」が小学生の頃を思い出す話です。平易な言葉で書かれているので、受験生にとって取り組みやすい大問だったと考えられます。ただし、文章量が多く、抜き出しも3問出されているので、スピーディーに問題を解いていかないと、大問2以降を落ち着いて解答できなくなります。また、記号選択の選択肢にはまぎらわしいものも含まれるので、文章全体にわたって注意深く読む必要がありました。そのほか、語句の知識が2問出されています。
②加藤秀俊『社会学』
「わたし」というものの正体について考察した文章です。文章量は少ないですが、制限字数がそれぞれ60字・40字・20字の記述が3問出されていて、ここが大問2攻略の鍵となりました。難度が高く、漫然と解くだけでは得点に結びつきません。いずれの問題も使うべき語句が指定されているので、書くべきポイントをしっかりと意識して解く必要がありました。知識分野からは、漢字の書き取り3問が出されています。
③『義残後覚』
安土桃山時代に書かれた世間話集からの出題です。受験生にとって初めて見る文章だったかもしれませんが、きちんと読んでいけば全体の概要を掴むことは難しくなかったと思われます。設問は内容理解に関するものが中心でしたが、細部への理解ができていないと得点には結びつきません。文法問題も文脈から判断できるので、確実に正解しておきたいところでした。知識問題では旧国名や文学史が出されましたが、後者については選択肢の中になじみの薄いものも複数あったので、消去法でも判断に迷うものでした。

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