千葉県公立高等学校 2022年出題傾向リサーチ
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千葉県公立高等学校 2022年出題傾向リサーチ

高校受験 SAPIX中学部

英語

①リスニング問題:小問数3

対話を聞き、後に続く受け答えを選択する問題です。

②リスニング問題:小問数2

放送された内容に関する質問の答えとして正しいものを選択する問題です。

③リスニング問題:小問数2

ショッピングセンターでのアナウンスや男女の対話文を聞き、内容に関する質問の答えを選択する問題です。

④リスニング問題:小問数4

放送内容をまとめた英文の空所に単語を補充する問題です。リスニングの配点はこの大問までで33点と全体の約3分の1を占めています。

⑤語形変化、並べかえ英作文:小問数5

(1)では品詞の変化、(5)では間接疑問文の知識が問われました。

⑥自由英作文:小問数1

4枚の連続する絵を見て、吹き出しの空欄に入る英文を25語程度で書く問題です。基本的な表現を組み合わせ、簡潔にまとめる力が必要です。

⑦短文の読解(約430語):小問数6

(1)が睡眠に関する短い説明文、(2)が英語講座の広告に関する問題です。(2)①は全体の内容から情報を読み取り、適切な単語を推測して答える、難度の高い問題でした。

⑧読解総合(約520語):小問数4

筆者が故郷を紹介する文章の読解です。(2)は、質問に対し英文で答える問題でしたが、該当箇所を探し出す正確な読解力が求められました。

⑨対話文の読解(約170語):小問数4

電話をしている場面の対話を読み、(1)~(3)は空所に補うセリフを選ぶ問題、(4)は対話文の内容に合うように10語程度の英語でセリフを書く問題でした。

※2020年以前は前期選抜の出題分析

数学

①小問集合

2021年までの大問1と大問2を合わせたような問題の構成でした。例年と比べて小問の数は増えましたが、一部の小問は次の小問の誘導となっていたため、時間をかけずに解いていくことは可能でした。(3)②は箱ひげ図の問題で条件に当てはまるすべての値を求める必要があり、自信を持って解答できなかった受検生もいたかもしれません。確率、作図については近年解きやすい問題が続いていて、得点につなげたいところです。

②二次関数

二次関数と長方形の問題でした。(1)(2)はミスなく正解したい問題です。(3)は合同をうまく活用できたかどうかで解く時間に差がついたと思われます。

③平面図形

三角形の合同を証明し、面積比を求める問題でした。(2)の証明問題は2021年までの部分記述ではなく、証明全体を記述する形式となりました。対策をしてきた受検生であれば容易に証明できたと考えられます。(3)は自分で図を描き直す必要がありましたが、正解しておきたい問題でした。

④関数

2つの円周上を動く点が作る弧の長さについての問題でした。会話文をしっかり読み、(1)、(2)は正解にたどり着きたい問題です。(4)は(2)のグラフを利用すれば考えやすくなります。また、(5)は(4)までの流れに乗らずとも解答することは可能でしたので、(3)以降は手早く対応し、最後の問題まで目を通しておきたいところです。

※2020年以前は前期選抜の出題分析

国語

①放送による聞き取りテスト

テレビ番組で見た映像についての会話と、それらに関連する問いが放送されました。メモを取りながら解いていく必要があります。

②漢字の読み取り

標準的な難度の問題です。漢字は訓読みと音読みの両方を正確に把握しておく必要があります。

③漢字の書き取り

2021年と同様、四字熟語の一部を含む5問が出されましたが、いずれも難度は標準的です。

④枡野俊明の文章

「おもてなし」という「世界語」にもなった日本語を例に、日本と西洋の価値観の違いを述べた文章です。日本と西洋の対比は入試で頻出のテーマであり、受検生にとってなじみがあるものでした。知識分野からは文法が1問出されています。

⑤藤岡陽子『手のひらの音符』

ドッチボールをめぐる兄弟と幼なじみのやりとりを描いた小説文です。読みやすい内容ですが、例年と比べて記述が増えたため、時間配分に注意が必要な大問だったと言えます。

⑥『ものくさ太郎』

室町時代の御伽草子からの出題です。2021年には出されなかった仮名遣いに関する問題が2022年に再び出されました。また、漢文の知識を問うものが出されています。記述には慣用表現と文章から読み取れる教訓を結びつけて答えるものがあり、思考力が要求されています。

⑦作文

設問の会話文をふまえたうえで、話題に従って自分の意見を述べるという内容です。条件が複数ある点に注意して書く必要があります。

※2020年以前は前期選抜の出題分析

理科

①小問集合

例年と同じく、物理、化学、生物、地学の各分野からの小問集合です。いずれも基礎的な知識の確認でした。

②動物(生物)

セキツイ動物の体のつくりや分類についての問題です。問題は長文でしたが、基礎的な内容でした。

③状態変化(化学)

状態変化と分子の様子に関する問題です。やや発展的な知識と、ミスなく計算する力が求められ、差がつきやすい内容でした。

④天気(地学)

天気について、湿度や気団、前線の特徴など、幅広く出題されました。天気についての総合的な理解が必要でした。千葉県公立校で例年出されている作図問題が、(3) の前線を書き込む問題として出されました。

⑤電流(物理)

回路の計算と、電熱線の発熱についての問題です。問題文がやや長いものの、典型的な内容でした。

⑥天体(地学)

惑星の見え方についての問題です。(4) では地質に関連した記述も出題されました。(4) では地球と惑星の動きを考える必要があり、差がついた問題だと思われます。

⑦運動とエネルギー(物理)

斜面上の物体の運動と、力学的エネルギーについての問題です。いずれも典型的な問題でしたが、正確にグラフを読み取る必要がありました。

⑧人体(生物)

刺激に対しての反応をテーマに、神経や筋肉について問われました。体を動かすしくみの理解と、記述力が要求されました。

⑨イオン(化学)

新しく学習指導要領に追加されたダニエル電池とイオン化傾向についての問題でした。内容は平易で、類題の演習経験があれば解きやすかったことでしょう。

※2020年以前は前期選抜の出題分析

社会

①総合問題

国の『豊かさ』についての会話文をもとにさまざまな分野から出題されました。資料の読み取りは会話文の内容も解答のヒントになっていて、知識をいかに活用できるかが試されました。

②日本地理

日本地理の総合問題でした。都道府県庁所在地や地形図が問われる傾向は例年通りで、統計問題は人口に関する理解があれば解きやすいものでした。

③世界地理

世界地理の総合問題でした。地図上の面積を比較する問題では地球が球体であることを改めて認識しておく必要がありました。モノカルチャー経済に関する記述では表現を工夫して答えなければならないものでした。

④前近代史

「日本の寺社」をテーマに出題されました。江戸幕府の機関について、より正確な理解が求められました。

⑤近・現代史

大政奉還以降の日本と世界の年表をもとにした出題でした。年代の並べ替え問題では2つの世界大戦前後の流れが理解できていれば解きやすいものでした。

⑥経済

経済の3つの主体に関する文章を題材とした問題でした。食品ロスに関する統計は慎重に選択肢を検討する必要がありました。

⑦政治

近年続いていた憲法や人権に関する出題はありませんでした。当選議席数についての問題は資料をよく検討すれば十分対応が可能でした。

⑧国際

2021年では出題範囲から外れていた国際関係が再び出題されました。なかでも京都議定書とパリ協定の内容の違いを理解しておく必要がありました。

※2020年以前は前期選抜の出題分析

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