
【出願前に必ずチェック!】Web出願の注意点
近年、多くの高校でWeb出願が導入されています。Web出願には、願書を入手する手間や費用が省ける、受験料の支払いがしやすいなど、受験生にとってもメリットがある一方、注意すべき点もあります。今のうちに、Web出願のポイントについて確認しておきましょう。
一般的なWeb出願のステップ
出願用Webサイトに登録
↓
出願/受験料の支払い
↓
受験票の印刷/調査書の提出
※登録は前もって済ませておこう
Web出願を実施している主な学校<2022年入試>
☆は2022年入試より新たに導入する学校
国 立
大教大附池田☆
お茶の水女子大附☆
筑波大附
学芸大附☆
私 立
青山学院
市川
開成
慶應義塾
慶應志木☆
慶應湘南藤沢☆
慶應女子☆
国際基督教大☆
栄東
渋谷幕張
灘☆
明大明治☆
立教新座
早実
早大学院
早大本庄学院
公 立
東京都立☆
(インターネットを利用した出願を、1校から20校に拡大して試行実施。立川・駒場・小山台など)
Web出願のチェックポイント
①「受付終了日時」と書類の「提出期限」を確認しましょう
Web出願の場合、受付終了時間が学校によって異なり、締切時間が厳格です。「申し込みボタンを押した時にはもう締め切られていた」といった出願漏れを防ぐため、学校ごとの出願スケジュールを必ず確認しましょう。また、「調査書」などの書類は郵送または窓口で提出することも必要です。書類の提出期限も併せて確認し、時間に余裕を持って出願してください。
②記述項目の内容を下書きして、添削を受けましょう
Web出願の場合も、出願理由や活動記録などの記述項目があります。紙の願書と同じようにスケジュールに余裕を持ち、下書きと校正を丁寧に行いましょう。下書きができたらSAPIXで添削を受け、清書したものを画面に入力するのがお勧めです。
③入力ミス・選択肢の選び間違いがないかチェックしましょう
必須項目の入力漏れなどはシステム的にチェックされるので安心ですが、機械的なチェックには限界があります。誤変換や予測変換によるミスがないかどうか、複数人で確認しましょう。また、受験会場や入試区分などは選択肢を間違えると修正がきかない場合もあるので注意してください。
④自分以外の誰かと一緒に、出願ページの画面を確認しましょう
学校によってはスマートフォン用の出願ページも設けられていますが、画面が小さく確認しにくいため、思わぬミスをしてしまう恐れがあります。出願をする時はパソコンなどの大きな画面で、自分以外の誰かと一緒に確認しながら作業をするのがベターです。また、複数の学校の出願ページを開いて同時に作業することもミスにつながります。一つの学校の出願手続きが完了したら一度ブラウザを閉じて、次の学校の手続きに移るようにしましょう。
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※この記事は2021年12月1日に刊行されたSAPIX中学部の受験情報誌『スクエア』210号に掲載された記事のnote版です。