
慶應義塾志木高校 進学 保護者からのメッセージ💬 「『やり抜く』ことを学んだSAPIXでの3年間」|2022受験体験記
S.Kさん(慶應義塾志木高校 進学)保護者さまより
息子が3年間、SAPIXで大変お世話になりました。その感謝の気持ちを込めて寄稿させていただきます。父親である私自身、はるか30年前に高校受験で早慶受験し、息子が進学する慶應志木高のOBでもあります。当時の自分のことを思い出しながら息子を応援してきました。
SAPIXには中1から通わせてもらいました。他方、勉強一辺倒になることなく、外部の硬式テニスクラブに通いながら、成功と失敗、さまざまな経験をし文武両道を通して人間的にも成長してほしいと願い、中3のお盆休みまで勉強とテニスを両立してもらい、特に口出しせずに見守っておりました。
中3に入ると先生方にも期待していただき、週末にはSS特訓の開成高・筑駒高クラスに通わせていただきました。当初から早慶志望だった中、理社含めた5科目に遮二無二なって勉強している息子の姿を見て、私個人は一抹の不安を持っておりました。
中3の秋、始めるのが遅かった理社を挽回しようと時間をかけるあまり、肝心の3科目の成績が不安定に。私自身、中3の秋に一時的に成績が伸び悩んだのですが、そこまで真似しなくもよいのに、と苦笑する次第でした。ただ、私から見て感心したのは、決してめげることなく全力で取り組み続けていたことです。何度も立ち上がり問題に立ち向かっている、そんな感じでした。
慶應志木高が第一志望なら自己推薦入試も受けたら、と先生に仰っていただき出願したのですが、二次試験は小問題+集団面接+個人面接×3と就職試験よりもよっぽど過酷な内容。特に準備もしていませんでしたが、面接でも気の利いた応答をしたようで、勉強だけではなく、幼少の米国生活含め、さまざまなことを経験し、自分の意見を持って生きてきたからこそ合格を勝ち取ってくれたのだと思っています。また、勉強してきた証しとして市川高、栄東高にも合格し、コロナ禍の長期受験ロード折り返し前に終えることができたのは彼のGrid(やり抜く)力の賜物だと思います。
受験勉強は、問題解決力、課題設定力、そしてやり抜く力という将来大人になって必要となる能力を養う絶好の機会であると再認識しました。この体験を糧に高い目標を持ち続け慶應の7年間でさらに成長してもらえればと思っています。
最後になりますが、SAPIXそして生徒皆さんの成功を祈念しています。
S.Kさんより保護者さまへのメッセージ
「いろいろ助けてくれてありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」
※本文中の偏差値について
「受験体験記」本文中の偏差値は、SAPIXの公開模試の判定値を基準としています
SAPIX中学部公式noteでは、SAPIX中学部 33期卒業生・保護者の皆さんからお寄せいただいた、『受験体験記』の一部を紹介しています。
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