
筑波大学附属駒場高校 進学 卒業生からのメッセージ💬 「合格するために大切な二つのこと」|2022受験体験記
R.Tさん
進学先:筑波大学附属駒場高校
併願合格校:開成高校、慶應義塾志木高校、栄東高校、渋谷教育学園幕張高校、西大和学園高校、早稲田大学本庄高等学院
僕は小学校の友達がサピの小学部に通っていたこともあり、中1の夏からサピに通い始めた。その時から約2年半が過ぎて受験を終えた今、僕が受験に合格するために大切だと感じていることは自分の得意不得意をよく知っておくことだ。
人にはそれぞれ得意なことと苦手なことがあるし、全科目・全分野同じくらいできるという人はいないと思う。僕の場合は国語と理科の天体があまり得意ではないが、数学は得意な方だ。ただ、そのことを模試などで気付くことができた分、数学はさらに磨きをかけるために課題以外にも難しい問題にチャレンジすることができたし、国語は夏に他の人の2倍以上の量をやって実力を高めることができた。模試や普段の授業に全力を尽くし復習・反省を丁寧にすれば、得意不得意は必ず見えてくる。そして苦手なもののビハインドをできるだけ埋めていき、得意なものをさらに得意にすれば、それは受験会場で大きな力となるはずだ。
そしてもう一つ大切だと思うのがケアレスミスを極力減らすことだ。問題を読み飛ばしたり計算を間違えたりというミスは大きな痛手となる。特に数学で答えだけ書く形式のときは一つのミスがマイナス10点近くになることもあり、実際、僕は入試で大問を丸々一つ落としてしまった。本来自分の力で取れる問題をケアレスミスで間違えてしまうのはもったいない。とはいえ、試験の時には緊張もあるだろうし、そもそもミスのない人なんていない。だからこそ、問題文は全てを丁寧に読み、計算はなるべくきれいに書くといったような慎重さが大事になってくるのだ。
得意不得意を知ることと、慎重に問題を解くことは、とても大切だと思う。そしてサピ生の皆さんには、これからつらいこともたくさんあると思うけれど、最後まで諦めず頑張ってほしい。
※本文中の偏差値について
「受験体験記」本文中の偏差値は、SAPIXの公開模試の判定値を基準としています
SAPIX中学部公式noteでは、SAPIX中学部 33期卒業生・保護者の皆さんからお寄せいただいた、『受験体験記』の一部を紹介しています。
note版「受験体験記」の一覧はこちら▼
なお、冊子版では、全員分の体験記をご覧いただけます。
ご希望の方は、こちらの資料請求フォームより、お気軽にご請求ください。
※SAPIX中学部の最新のご案内も同封します