開成・筑駒高に合格した先輩の夏の過ごし方&科目別アドバイス
見出し画像

開成・筑駒高に合格した先輩の夏の過ごし方&科目別アドバイス

SAPIX中学部から開成・筑駒高に合格した先輩たちの夏の過ごし方や科目別の学習アドバイスをご紹介します。

「夏がターニングポイント」と振り返る先輩多数!

開成・筑駒高に合格した先輩たちの大多数が、受験のターニングポイントとして夏を挙げています。「夏に危機感を持ってたくさん勉強したことで合格に近づけた」「必死に勉強する仲間の姿を見たことで奮起できた」「あの時サボらなくて本当に良かった」など、重要だと感じるポイントはさまざまですが、夏の時間をどのように過ごしたかがその後の受験勉強に影響を与えるということは、間違いなさそうです。

夏に取り組みたい学習上の3つのポイント

まとまった時間の取れる夏は、腰を据えてじっくり勉強するには絶好のチャンス。開成・筑駒高に合格した先輩たちに、特に重要だったと感じる夏の学習ポイントについて聞きました。

Point1:苦手分野を克服する

夏休みは苦手分野を克服するチャンスです。夏までに自分の弱点をきちんと把握し、克服のための長期的な計画を立てることが重要です。
僕は夏休み中も毎日のようにSAPIXに通い、「その日のメニューをこなしてから帰る」と決めて実行していました。(開成)
7月終わりまで部活を続けていた僕は受験勉強が遅れがちだったので、もっと早くから取り組めば良かったと思いました。
それでも夏休みの努力次第で巻き返しは可能です。僕は諦めず『一問一答』のテキストに丁寧に取り組み、苦手だった理社の知識を固めました。(筑駒)
問題を解いてみて、自分の足りない部分や問題点を炙り出し、修正する。これを繰り返すのが効率的でお勧めです。(開成)

Point2:これまでに学んだ内容を復習する

夏は過去に間違えた問題を全てノートにやり直しました。テキストの復習プリントを何周も繰り返したことで基礎固めができました。(開成)
SAPIXの夏期講習のテキストは内容が充実していて復習する時にも使いやすかったので、秋以降にも何度も見直しました。
テキストをきちんと管理しておけば、後から振り返りたい時や穴を発見した時にすぐ確認できます。(筑駒)

Point3:効率を重視した学習を心掛ける

ただ長時間勉強すれば良いというわけではありません。たとえば「1日10時間」なら、その時間内で計画的に取り組むことが必要です。(筑駒)
夏休みは時間的な余裕があるだけに、無駄なことに時間を費やさないように注意も必要です。例えば、ノートは時間を割いてまで丁寧に作り込まず、自分が理解しやすい形にシンプルにまとめましょう。(筑駒)

開成・筑駒高合格のための学習法~実例とアドバイス

では次に、各科目の具体的な学習法について見ていきましょう。ここで紹介しているのは、先輩たちが試行錯誤の末にたどり着いた、実用的で効果的な学習法ばかり。ぜひ、参考にしてみてください。

英語

SAPIXの先生に勧められて、長文読解の問題文を音読するようにしたところ、読解のスピードがぐんと上がりました。声に出して英文を読むことで知識が蓄積され、文法も復習できて一石二鳥です。(開成)
秋以降も新しい構文などをどんどん覚えなくてはなりません。夏休みに基礎~標準レベルの単語や熟語を完璧にしましょう。僕は夏の間に完璧にしておけば良かったと少し後悔しました。(開成)

数学

開成は特定の傾向がないので、夏までにいろんな学校の問題に触れて経験を積んでおくと良いと思います。また、普段からできるだけ解法をまとめるようにしましょう。(開成)
解説を聞く前に分かるまで考え抜きました。★5(※)の問題は他の解法がないかどうかも考えました。(筑駒)
僕は解法を忘れると解けなくなるので、解き方を身に付けるために、SAPIXのテキストに載っている★3(※)の基礎的な問題を重点的に解きました。分からないところは先生に積極的に質問してすぐに解決することが大切です。(開成)
筑駒は比較的出題分野が決まっているので、中3の夏はそれを踏まえて勉強しました。過去問を解く時は、時間配分も考えながら取り組むと本番の練習になるのでお勧めです。(筑駒)

国語

指示語や接続語、本文のキーワードに印を付けながら、スピーディーに読む練習をするのも有効です。(開成)
記述問題は対策を万全に。とにかくたくさんの文章を読み、さまざまな問題に対応できる記述力を身に付けておきましょう。自分の考えを分かりやすく書く練習をして、表現することに慣れることも大切です。(筑駒)
記述問題が苦手だったので、先生に答え方の型を教えてもらい、設問に対してどう答えるか意識して勉強しました。(開成)

理科

『一問一答』のテキストを見直して、基礎を何度も確認しました。ランダムに問題を選んで解くことを繰り返したことで、知識を深めることができました。(開成)
秋以降の学習に活用するために、夏に復習ノートを作りました。そのノートに直前まで細かい知識を書き加えていったおかげで、自信が付きました。(筑駒)

社会

知識系の科目は早めに学習を始めましょう。本番前に知識を詰め込もうという考えは通用しません。特に筑駒の社会は手ごわく、テキストの解説ページに小さい文字で書かれている内容まで出題されます。その分、しっかり対策すれば社会で差を付けられます。(筑駒)
社会で学ぶ内容はいろいろなところで互いにつながっていますよね。断片的に勉強していると、たまに全体を見渡した時に混乱してしまうので、初めから頭の中でしっかり体系的に構築すると良いと思います。(開成)

※SAPIXのテキストでは、問題の難易度が星の数(★1~5)で分類されています。


開成・筑駒高を目指す受験生へ…先輩からの応援メッセージ

最後に、開成・筑駒高に合格した先輩たちから寄せられた応援メッセージを紹介します。

僕は中3の夏休み前まで、サピックスオープンにおける筑駒高の合格可能性は20~50%でした。しかし夏休みに毎日8時間以上頑張って勉強したところ、秋以降は80%に上がったのです。
今は伸び悩んでいる受験生も、これから「自分はやってやる」と決意して夏に頑張れば、秋以降に伸びて合格につながるはずです。(筑駒)
開成高には、知識が豊富な人、流暢な英語を話す帰国生など、知的で魅力あふれる生徒が多いです。それでも気後れする必要はありません。個性豊かな仲間から刺激を受け、気の合う友達が必ず見つかりますよ。
開成高での充実した生活を目指して、頑張ってください!(開成)
筑駒高は、互いに認め合える環境の中で誰もが自分らしさを前面に出せる学校です。「受験を頑張って良かった」と思えるような楽しい高校生活が待っているので、最後まで諦めず、努力を積み重ねてください!(筑駒)
「筑駒高を目指しているから」と、難しく考えて特別な対策をする必要はありません。毎日こつこつと基礎を固めることが何よりも重要です。(筑駒)
開成高に憧れてはいたものの、到底自分が志望できる学校ではないと思っていました。でも、知れば知るほど「自分らしく過ごせそうな学校だな」と感じ、本気で勉強しました。
いざ入学すると、想像以上に自由ではじけた雰囲気だと感じました。個性豊かな仲間が大勢いて、とても刺激を受けています!(開成)
・どんな難問でも自分で解法を見つけるまで考えるようにしましょう。僕は何時間も考え続けることがよくありましたが、最終的には思考力を大きく強化することができ、秋以降の成績の飛躍につながりました。(開成)
夏の課題をやりながら「大量の問題を解くだけで本当に効果があるのだろうか」と感じたこともありました。しかし、量をこなしたおかげで多角的な視点や知識、応用力を身に付けることができたのだと今では思います。(筑駒)
心に余裕がないと、成績が下がった時に気持ちも落ち込み、勉強が手に付かなくなります。受験は楽しんだもの勝ちです。本番では緊張するでしょうが、そんな自分を笑えるくらいの余裕があれば合格間違いなしです!(開成)

先輩たちのリアルな体験談を参考に、勝負の夏を有意義に活用しましょう!


<お薦めコンテンツ>

SAPIXの偏差値のひみつ。公開模試と偏差値の上手な活用法
公開模試はただ受験するだけではなく、その結果をどう生かすかも大切です。勉強する上での重要な指標である偏差値の仕組みや、成績資料の上手な活用法、解き直しのポイントなどを紹介しています。
SAPIX中学部の卒業生の皆さま、また、その保護者の皆さまからお寄せいただいた体験記を公開しています。ぜひ、ご覧ください。
合格体験記(卒業生によるエッセイ)
保護者体験記(卒業生の保護者によるエッセイ)


難関国・私・公立高校を目指す小学5年生~中学3年生を対象とした進学指導塾、SAPIX中学部です。受験生とその保護者の皆さまに、「学習や志望校探しのヒント」や「学習のモチベーションアップにつながる読み物」などをお届けします。受験に向けた情報収集ツールの一つとしてご活用ください。