最難関高校をまるごと比較【開成・筑駒・日比谷】
見出し画像

最難関高校をまるごと比較【開成・筑駒・日比谷】

最難関校として名高い、開成高校、筑波大学附属駒場高校、都立日比谷高校。高校受験偏差値や入試データ、学校生活や行事など、さまざまな角度から3校を比較してみました。学校情報収集や志望校選びに役立つ情報が満載です。ぜひ、ご覧ください。

ポイント①:
入試情報 <偏差値・入試概要・入試データ>

開成高
SAPIX偏差値 64(参考:2022年受験 合格偏差値

◆2022年度 入試概要
募集人数 男子100名
入試日  2022年2月10日(木)
選抜方法 学力試験5科目
     英数国各100点・理社各50点【計400点】
     学力試験および調査書を総合的に判定
◆2021年度 入試データ
出願者 498名
受験者 484名
合格者 185名
倍率  2.62倍

筑駒高
SAPIX偏差値 66(参考:2022年受験 合格偏差値

◆2022年度 入試概要
募集人数 男子約40名(帰国生を含む)
入試日  2022年2月13日(日)
選抜方法 学力検査5科目 各100点
     学力検査と調査書(100点)により選考
◆2021年度 入試データ ※()内は海外帰国生徒
応募者 161名(15名)
受験者 144名(13名)
合格者 44名(2名)
倍率  3.27倍

都立日比谷高
SAPIX偏差値 男子:57 女子:52(参考:2022年受験 合格偏差値

◆2022年度 入試概要
<推薦>
募集人員 男子33名/女子30名
入試日  2022年1月26日(水)・27(木)
選抜方法 小論文250点/集団討論・面接200点/調査書点450点
     (2022年度の選抜方法は未発表のため、2021年度のものを掲載)
<一般>
募集人員 男子132名/女子122名
入試日  2022年2月21日(月)
選抜方法 学力検査5科目
     英数国は自校作成問題
     学力検査:調査書=7:3
     (2022年度の選抜方法は未発表のため、2021年度のものを掲載)
◆2021年度 入試データ
<推薦>
応募人員 男子98名/女子139名
合格者数 男子33名/女子30名
応募倍率 男子2.97倍/女子4.63倍
<一般>
受検者数 男子215名/女子202名
合格者数 男子142名/女子130名
受検倍率 男子1.51倍/女子1.55倍

ポイント②:
学校概要 <校風・アクセス>

開成高
◆アクセス
所在地  東京都荒川区西日暮里4-2-4
最寄り駅 JR、東京メトロ千代田線、日暮里・舎人ライナー「西日暮里駅」
◆教育方針
「開物成務」「ペンは剣よりも強し」「質実剛健」「自由」

開成は自由闊達な雰囲気の中、さまざまな才能を持つ仲間が集まっている、とても魅力的な学校。僕自身もその一員になれたことに大きな誇りを感じています。
(開成高進学/SAPIX中学部卒業生より)
「開成=ガリ勉の人が多い」というイメージがありましたが、休み時間はゲームをしたり、グラウンドでサッカーをしたりとアクティブに過ごす人が多いです。
(開成高進学/SAPIX中学部卒業生より)
校風が自由である分、生徒は自律することが求められます。普段の学校生活や進路選択についてあれこれ言われることはないので、何事にも主体性を持って取り組むことが必要です。
(開成高進学/SAPIX中学部卒業生より)

筑駒高
◆アクセス
所在地  東京都世田谷区池尻4-7-1
最寄り駅 京王井の頭線「駒場東大前駅」/東急田園都市線「池尻大橋駅」
◆学校目標
自由・闊達の校風のもと、挑戦し、創造し、貢献する生き方をめざす

中2の時に参加した学校説明会で、当時の生徒会長が「筑駒高の生徒の特徴は、人にレッテルを貼らないこと」だと話していました。実際に入学してみるとその通りで、互いの個性を認め合える環境の中で誰もが自分らしさを前面に出しています。筑駒高は、多才な仲間から多くの刺激を受けられる場所です。
(筑駒高進学/SAPIX中学部卒業生より)
生徒の主体性を重んじる学校です。自分が勉強したいことに思いきり打ち込めますし、幅広く奥深い知識が身に付けられる環境だと思います。
(筑駒高進学/SAPIX中学部卒業生より)

都立日比谷高
◆アクセス
所在地  東京都千代田区永田町2-16-1
最寄り駅 有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町駅」
      /丸の内線・銀座線「赤坂見附駅」
      /丸の内線・千代田線「国会議事堂前駅」
      /丸の内線・銀座線・千代田線・南北線「溜池山王駅」
◆教育目標
自立的人格 学習と教養 責任と協調 心身の健康 文化と平和

日比谷高には賑やかな人、真面目な人、「部活命!」の人などさまざまなタイプの人がいます。学校選びのポイントは校風が合うかどうかですが、日比谷高には多様な個性を受け入れる器の大きさがあります。
(都立日比谷高進学/SAPIX中学部卒業生より)

ポイント③:
スクールライフ <授業・課外活動・部活動>

開成高
◆授業
高入生は1年間は別クラス。高2から内進生との混合クラスになる。
◆課外活動
・スキー学校(12月・3月)
・マラソン大会(11月)
など

授業のレベルは高いです。特に数学は内進生より授業時間が週2時間多く、さらに進度も速いです。高2からは内進生とクラスが一緒になるため、それまでに追いつかないといけないからです。数学が多い分、高1では音楽や美術の時間がありません。
(開成高進学/SAPIX中学部卒業生より)

筑駒高
◆授業
高1・2は教養重視。
高3では、個々の進路選択に応じられるよう、選択科目が多い。
◆課外活動
・SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校
・水田学習(高1)6月・10月
・ロードレース(1月)
・台湾国際交流(12月)
・釜山国際交流(3月)
など

高1では総合学習として水田学習に取り組みます。授業がない土曜日に駒場野公園内にある「ケルネル田んぼ」と呼ばれる水田で田植えから収穫までを行います。楽しそうだったので、僕は水田委員に立候補しました。
(筑駒高進学/SAPIX中学部卒業生より)
筑駒高には勉強だけでなく、運動も得意な人が多いことに驚かされました。中学時代に何らかの大会で優勝や上位入賞した人も珍しくありません。したがって運動部の活動が活発です。
(筑駒高進学/SAPIX中学部卒業生より)

都立日比谷高
◆授業
・高2までは全科目履修型。高3から文理分け
・高2で第二外国語が自由選択
(ドイツ語/フランス語/中国語/ハングル)
◆課外活動
・SSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校
・東京グローバル10指定校
・英語教育
(英語ディベートによる他校との交流・オンライン英会話など)
など

英語の授業はレベルの高さに驚きました。スピーキングの機会も多いです。英語圏で使われている教科書で学ぶ「コミュニケーション英語」では、頭の中で和訳するのではなく、英語のまま理解するとともに、自分の考えも英語で発表します。
(都立日比谷高進学/SAPIX中学部卒業生より)
日比谷高では全員が何らかの委員や係を担当します。入学後に行われるオリエンテーションでは、各委員会の委員長がそれぞれの活動内容を発表し、新しい委員の確保に努めます。ちなみに私は念願の文化祭企画委員になりました。
(都立日比谷高進学/SAPIX中学部卒業生より)
夏休みに行く4泊5日の臨海合宿で、古式泳法を学びます。指導にあたるのは「一水会」と呼ばれる卒業生の方々。大学生から社会人、シニアの方まで幅広い世代の皆さんが集まります。遠泳の指導以外にも相撲大会やスイカ割り、劇やお笑いなどの出し物をする演芸会など、楽しい思い出がいっぱいです。
(都立日比谷高進学/SAPIX中学部卒業生より)

ポイント④:
学校行事 <文化祭・体育祭>

開成高
◆文化祭
毎年9月の実施。企画・運営など全てが生徒の自主性に委ねられる。
文化祭・同好会・クラス・有志による展示・実演・音楽演奏、
文化祭準備委員会による喫茶・模擬店・縁日など多彩な企画が
来場者を楽しませる。
◆運動会
毎年5月、母の日に実施される。1年の準備を経て、行われる大イベント。
高1は騎馬戦、高2・3は棒倒しなど学年により競技が決まっている。
学年縦割りの8組で勝敗を競う。アーチ(組ごとに掲げられる巨大なパネル絵)制作や応援歌の作曲など、多くの生徒に活躍の場がある。
◆その他
・ボートレース応援(4月)
 筑波大附属高校とのボートレース。
 中1生と高1の高入生による応援団が編成される。
・マラソン大会(11月)
 100回以上の歴史を持つ。荒川の河川敷を全校生徒が走る。
 高校生の走距離は8キロ。

印象深い行事というとやはり準備に1年間を費やす運動会です。入学前から「開成の運動会は熱い」と聞いていましたが、「ここまですごいのか!」というのが正直な印象です。学年ごとに参加する競技が異なります。高1の時の騎馬戦は正に激闘でした。
(開成高進学/SAPIX中学部卒業生より)
入学するとすぐに筑波大附高とのボートレースが行われます。この対抗戦には長い歴史があり、まさに伝統の一戦です。高1生は高3生による指導の下、校歌とボートレース応援歌を覚え、応援に参加します。試合当日には、「自分も開成の一員になったんだな」と、実感できるでしょう。
(開成高進学/SAPIX中学部卒業生より)

筑駒高
◆文化祭
11月の3日間で開催。文化系クラブ・同好会の活動発表および
各クラスによる展示、演劇、パフォーマンスなど。
その準備は1年間かけて行われる。
名物は男子校なのになぜか「ミス駒場」。
◆体育祭
毎年9月の2日間で実施。サッカー、バレー、バスケットボール
などの団体種目と陸上、剣道、卓球などの個人種目が行われる。
生徒が中心になって企画・運営する。
◆その他
・音楽祭(6月)
 文化祭、体育祭とともに三大行事の一つ。
 クラス別で競う合唱コンクール。自由曲2曲を演奏。
 音楽部による演奏も。会場は昭和女子大学「人見記念講堂」。

入学して一カ月後には菅平合宿があります。連絡生(中学からの内部進学者)と高入生が同じ部屋になります。この合宿は連絡生との親交を深めるチャンス。連絡生はみんな気さくな人たちなのであっという間に仲よくなれました。
(筑駒高進学/SAPIX中学部卒業生より)

都立日比谷高
◆文化祭
日比谷高校最大の行事。毎年9月下旬に実施。名称は星陵祭。
全クラスが教室劇を行い、夏休みをその準備と稽古に充てる。
オーケストラ部、合唱部による公演、茶道部によるお茶会、
生物研究会、化学探究部、物理地学研究部による展示なども行われる。
◆運動会
毎年5月に実施。実行委員会が中心となり、生徒主体で準備・運営される。
競技はリレー、棒引き、白線流し、男女別に行われる騎馬戦など多彩。
体育大会の名物は何といっても応援合戦。
◆その他
・合唱祭(6月)
 文化祭、体育大会と並ぶ日比谷高校の三大行事の一つ。
 発表曲はクラスごとに選曲する。
 コンクール形式で、卒業生を含む特別審査委員と各クラスから
 選出された審査委員により、審査が行われる。

日比谷高三大行事の一つ、合唱祭は毎年6月に行われます。他の行事もそうですが、準備の段階から仲間同士で協力し合い熱心に取り組むため、すごく盛り上がります。特に合唱祭は忙しい中、スケジュールを調整して練習を重ねます。上級生の合唱がとても上手で、高1のときは「1~2年でこんなに上達するものだろうか」と、レベルの高さに圧倒されました。
(都立日比谷高進学/SAPIX中学部卒業生より)

※本記事に掲載されている情報は、SAPIX中学部調べによるものです。
 詳細につきましては、各高校のホームページなどを必ずご確認ください。

<お薦めコンテンツ>

◆SAPIXの偏差値のひみつ。公開模試と偏差値の上手な活用法
公開模試はただ受験するだけではなく、その結果をどう生かすかも大切です。勉強する上での重要な指標である偏差値の仕組みや、成績資料の上手な活用法、解き直しのポイントなどをこちらで紹介しています。
SAPIX中学部の卒業生の皆さま、また、その保護者の皆さまからお寄せいただいた体験記を公開しています。ぜひ、ご覧ください。
合格体験記(卒業生によるエッセイ)
保護者体験記(卒業生の保護者によるエッセイ)
難関国・私・公立高校を目指す小学5年生~中学3年生を対象とした進学指導塾、SAPIX中学部です。受験生とその保護者の皆さまに、「学習や志望校探しのヒント」や「学習のモチベーションアップにつながる読み物」などをお届けします。受験に向けた情報収集ツールの一つとしてご活用ください。